森田千夏さん｜アクリルスカルプHEAD LINE vol.10

HOME森田千夏さん｜アクリルスカルプHEAD LINE vol.10

ネイルデザインネイリスト

森田千夏さん｜アクリルスカルプHEAD LINE vol.10

シャープなフォルムとガラスのようなツヤ、美しいロングネイルが叶うアクリルスカルプの魅力をお届け！
今回は、サロンオーナー、CandyGelエデュケーターとしても活躍する森田千夏さんに、美スカルプを披露していただきました！

@enbelle.chinatsu

JNA認定講師。Nail ENBELLE by T-an代表、オーナーネイリスト。
トータルネイルアカデミー本校校長。candy gel エデュケーター。美容免許所持。

How to

❶ プレパレーション後、Aのフォームを装着し、Bのクリアで薄くフリーエッジを作る。

❷ Cのホワイトで大理石風マーブルを描く。

❸ Cのピンクで大理石風マーブルを描く。

❹ 2と3で描いた模様に沿うように、バランス良くDのパーツをのせる。

❺ Bのクリアのミクスチュアで、ツメ全体をオーバーレイする。

❻ フォームを外し、ピンチを入れる。ファイリングをして形と表面を整える。

❼ 全体にEのクリアジェルを塗り、硬化。上からFのアートジェルで凹凸を出しながら大理石風マーブルを描き足し、硬化させる。

❽ Gを塗り、Hのパーツをバランス良くのせ、硬化させて仕上げる。

ポイントの先端をカットしたフォルムと洗練されたパーツ使いに惚れ惚れ

Interview

3年越しの思いを経てネイリストの道へ

初めてネイルに興味を持ったのは小学生の時。その頃からネイル雑誌を読んでいて、当時から私の師であるImpact 代表の田代法子先生の作品を見て「こんなネイルを私もやってみたい！」と思っていました。実は田代先生は偶然にも私の同級生のお母さんだったんです。それを知って中学校を卒業すると、すぐ田代先生のスクールに弟子入りを志願しました。しかし、私の母が田代先生に「どうにか娘を高校だけは卒業させてほしい」と頼んでいたようで、周囲の説得もあり、スクール入学は高校を卒業するまで延期に。それでもネイルへの情熱は不思議とまったく冷めず、3年後高校を卒業すると同時に、今度こそ!と田代先生のスクールに入学を決めました。ネイルが好きという気持ちは小学校からまったくブレなくて、それを今でも仕事にできていることは、本当に幸せなことだと思います。

スクール時代の思い出が今の自分を支えてくれる

1年間全日制スクールに通ったのですが、これが本当に濃い1年で、来る日も来る日も練習漬けの毎日。朝の8〜9時前にはスクールへ向かい、夕方5時頃までみっちり授業。そして帰宅後は課題に取り組む日々。その課題が自分の思うようにできないので、深夜まで練習する日が毎日のように続きました。私は中学の時はテニス部で、高校ではダンス部、どちらも部長をやっていたんですけど、それでも「こんなに努力したことはない!」と思えるくらい努力をした1年でしたね。本気で頑張るってこういうことなんだというのを実感して...。この1年があったからこそ今の自分があると思っています。

クリアなピンクで新しいスタートを

スカルプならではのクリア感と自分らしいニュアンスアートをやりたいと思って試行錯誤をしていたのですが、それに加えて何か新しいことにチャレンジしたいと思い、自分発信ではほとんど使うことがないピンクを使ったアートに。パーツはあえてスクエア系のクールなものにすることで、普段甘めネイルをしない人にも楽しんでいただける、クールなピンクネイルに仕上げています。

“2人の母”に感謝し恩返しを

小学校の頃からずっと私の憧れは田代先生。19歳の頃から先生の元で働いてきたので、今では第2の母だと思っているほど。先生のネイル技術やアートセンス、経営者としての手腕も尊敬していますし、母親としての温かな一面も素敵。自分が母となった今、私も先生のように、家庭での苦労を外に出さず、いつも笑顔で明るく周囲を引っ張っていけるような女性を目指していきたいです。そして、私のやりたいことをずっと見守り、応援してくれている実の母にも感謝しかありません。2人の母の理解と支えの上に、今の自分があると言っても過言ではありません。